自分の感情の奴隷にならないために

世界中どこに行っても、

自分の感情の奴隷になっている

人の姿が目に付く。



日本に来ると、その傾向がかなり

増してしまう。その理由も明らかだ。

一つは、本音で話せる場が非常に

限られてきた。

もう一つは、自主性はない。個人は

ともかく、大きな企業でも、横並びを

気にして、自分で行動を起こさない。


上記の二つの理由は読んだ人は驚かない

と思う。しかし、この二つの理由の背後

に根本的な理由があることに皆様は

気づいているのだろうか。



背後にある大きな原因は「いじめ」である。

見れば見るほど、日本はいじめの国だと

感じている。



お笑いのテレビ番組を見ると、そこに

いじめが中心になって、笑いの元に

なっている程。



他の番組を見ても、いじめが目に付く。




公園、電車等々で家族のやり取りを

見ても、いじめが見られる。




子供が学校で先生から受けている

扱いにも度々いじめが感じられる。



その原因は、昔は社会の大切な一部分

であっただろうの、先輩後輩制度に

ある。



昔のことは、昔に任せて、現代の

日本からいじめを無くしていかなければ、

日本はかなり危なくなる。



いじめの強力な側面は、いじめている人

にも、いじめられている人にも、強烈な

感情を引き起こすことにある。その感情

にやられて、知らないうちにパブロフの

犬のように条件反射的な行動をとってしまう。

知らないうちに、感情の奴隷になってしまい、

条件反射で感情の爆発が起こる。



前に会社を人間として見るようにしたのだが、

同じように、国を人間として見ることが

できる。日本の場合は、日本という人間

の心がかなり痛めている。広島と長崎の

原爆は大きな傷を広げてしまった。その

傷を通して、様々な否定的なものが入り易く

なってしまう。



原子力発電を増やしましょうという動き

があるが、霊的に原子力はどんなに有害な

物質であるかは分かる人は意外と少ない。

しかし、戦争から過ぎた年月にもかかわらず、

傷痕は癒えてない現実を見れば、その破壊力

は一目瞭然ではないかと思う。



国が受けている傷を、その一部である

国民は受け継がれてしまうので、

些細なことで感情の爆発が起こる。


しかし、運のいいことに、人間は

自分の感情をコントロールできる

動物だ。どのように?


方法は様々だ。たとえば昔から言われる

起こった時に、返事は10まで数えた後に

するとか、手頸に輪ゴムを付けて、感情が

爆発しそうになった時に、輪ゴムを

引っ張って、放す。手頸の痛みに意識が

行くから、感情のコントロールが戻る。



なぜ人に対して怒らない方がいいのだろうか?

人を大切にしなければならないから?

そのように考えて、自分の感情のコントロール

が楽になるならば、その通りだ。しかし、

他人のことは考えられない人の場合は、自分を

大切にすることで、感情の爆発を何としても

抑えなければならない。



実は言葉の攻撃、他人に向けた感情の爆発は、

ターゲットに当たるにしても、実は倍増して、

自分に戻るのだ。日本は中々感情の奴隷から

抜け出せないもう一つの訳はここにある。



他人に感情を向けた事は、今上映されている

ハリーポターを例にするならば、マジックで

攻撃したと同じ様な状況になる。言葉は

殺すことも生かすこともできるものなので、

非常に慎重に使わなければならない。



エネルギーは必ずバランスを求める。放たれた

エネルギーは、出たところに違うルートで

必ず戻ってくる。怒りが出たならば、怒りは

倍増して戻ってくる。感謝が出たならば、

感謝が倍増して戻ってくる。


あなたなら倍増した、どちらのエネルギーが

欲しいのかな?私ならば「感謝」がいいな...



エネルギーのバランスに感謝!


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