自分をいじめるのを止めましょう!

人間の感情の構造は、非常に面白い

ものだと思う。小さい時は、親が

チビちゃんの気持に気づかず、特に

お腹がすいているのに、食べさせて

もらえないと、直ぐ、「自分が悪い」

と思いこんでしまう。



少し大きくなって、学校に行って、

誰が見ても、どうしようもない先生の

言うことを聞いてなければ、怒られて、

また自分がダメ人間だと思い込むことが

ある。



好きな異性がいて、仲良くなりたいのに、

表現が下手で、相手にされなかった時は、

またも、「自分が駄目だ」と思いこんで

しまう。



就職口を探していて、面接を何度も受ける

のに、一行に雇ってもらえない。本当の理由は

表現が下手で、人を見る目のない人事担当者

を相手に、充分に会社に自分の魅力を説明

することが出来なかったのに、「自分がダメだ」

とまた思い込んでしまう。



結果としてどうなる?

先ず、「自分が駄目だ」ということを

無意識に記録させてしまう。そうすると、

意識的に頑張っていても、無意識は、

ちゃんと、「駄目だ」ということを

証明しなければならない記録の命令を

実行することになる。



意識の段階で必死に準備して、完璧だ

と思われる状態で、例えば、就職面接

に臨んでも、急に乗った電車が遅れたり、

或いは違う出来事で、気を取られて、

間違った答えを出したり、または、

急な発熱とか胃痛・頭痛等で体調が

悪くなったりして、実力が出せない

状況が続く。


どうして?

一つの呼吸と姿勢のパターンが出来る

から。呼吸が浅く、短くなって、姿勢も

背中が丸くなって、呼吸を更に浅くする。

この呼吸パターンと姿勢になったら、どんな

に頑張っても、勝ち目はない。自分が悪いの

ではなく、自分の呼吸パターンと姿勢が自分を

おとしめるに過ぎない。


本人は、完璧な人間で、世界に絶対に必要な

存在なのに、下手な呼吸と姿勢で、自分の

チャンスを潰している。




親が分からないなら、せめて学校でこんな

基礎的なことを教えればいいのに、誰も

教えない。逆だ。学校でも、宗教の場でも、

仕事場でも、どこに行っても、この基礎的な

事実に注目をするのではなく、本人の人格

を否定してしまう。



このあたりに、宗教や精神世界の思想が

大きな悪さをする。占いの力、ちょっとした

癒しの力を得たら、「悪い自分」が浄化され、

別の素晴らしい人間に代わるという勘違いが

かなり存在する。




日常の生活に耐えられず、精神世界の

思想を追い求めている人は、基本的に

「自分がダメだ」と思って、自己高揚を

目指している。しかし、不満、見栄っ張り、

劣等・優越感の立場から精神世界に飛び込む

と一見、思い通りの改善に見えるかも知れないが、

結果は元の不満状態を極限までに深める悲惨な

ものになる。



死ぬ時は、自分で、自分にしか分からない、

隠れた考え・努力に基づいて、自分を評価してしまう。

能力、学歴、格好良さ、お金、名誉、地位、

癒しや宗教的な能力は関係ない。裸で生まれてきた

様に、裸で死んでいくので、昨日の自分より、今日の

自分が少しでも成長したかが唯一の評価基準に

なる。




どの人でも、人格は完ぺきで、何も変える必要はない。

いけないのは、呼吸、姿勢と表現の方法。

早い段階で、少しの訓練で、簡単に直るのに、

気付かせる人・先生はほとんどいない。対応が

遅れると、なかなか改善することは難しくなる。



では、どうすればいいのか?



先ず、「自分が駄目だ」、「自分が悪い」という

定義を辞書から削除する。




具体的な方法は、長くなるので、次回にする。



「自分が駄目だ」という考えの代わりに、

「自分の呼吸を正し、姿勢を正して、自己

表現を改善する」というマントラにする。


具体的な方法はかなり長くなるので、

これからの数回に分けて説明すること

にする。


結局、悩むことも、努力することも、

どちらも可能である、唯一の理由は、

自分が生かされているから。神の一部

であるから、命に与っている。

生かして頂いていることに感謝!

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