天命・天職と仕事選び

貴重なコメントを頂きありがとうございます。


子供を育てていくことは大変重要な仕事です。

なぜか、日本では子供を育てることは仕事にならない

収入に結び付かないという思い込みがあります。

今のインターネット時代だと専業主婦でも

得意分野を収入に育てることができる。少々異なった

育児になります。



それ以前に、日本の企業は、社内の仕組みを

社員が転職と独立が出来ないように整えている。



中途採用の社員向けに教育はありません。

普段は一日も早く社風になれて、戦力になれる

ための特訓が必要なのに、あるのはOJTのみ。



多くの人は OJT を「オン・ザ・ジョッブ・トレーニング」

と読みますが、私の限られた経験では OJT

「オン・ザ・ジョッブ・トラブル」の域から脱出していません。



大学生がインターン制度を使って様々な職種を体験して

最も気に入った仕事を選ぶ仕組みもなければ、起業は

一般的に広がっていく気配もありません。



地方の優良企業は生き残りに苦しんでいることも

政府のプロジェクトが生まれたことを通じてしりました。



じゃ、厳しいと嘆いて、泣き寝入りするしかないのか?



絶対に賛成できませんし、必ず解決の方法があると

確信しています。



雇用の手口がないならば、自給自足の生き方があります。

そして、自給自足が身に付いたら、今度、自給自足に

興味のある人に方法を教えて、収入に結び付ければいい。



天命というのは、ある言葉に対して特別に反応し、

気がつかないうちにでも、天命の呼びかけに答える

生き方をしていることです。



例えば、私の場合ですと、天命の言葉は「解決」です。

特に不可能と言われる課題を解決することはなぜか

得意としている。



この天命に適している天職は一つの職種だけではなく、

「解決」の場を与えてくれる幅広い職種が含まれます。

ポイントは自分の好みです。周りがある仕事を「本人の天職」

と評価していても、本人が好きでなければ、苦しんでしまう。



好きな仕事でなければ、自分の天命を活かしていても、

最終的に本にとって天職として感じられない。



ある人は桜が好きで、普通の雇用をあきらめて、

公園の桜の木々を世話してきた。大きな収入には

ならなかったが、本人は大変幸せな人生をおくった。




「好きな仕事」と本を書く時の「好きなことを書く」とは

異なるものだとお気づき頂けるのかな?



好きなことを書くというのは、自分のストレスを

解消させる活動です。焦点は自分のストレスです。

おそらく市場のニーズは眼中にないと思います。



市場のニーズを確認しない商品作りは作った本人に

しか必要とされない可能性は高くなります。



好きな仕事と嫌な仕事を比べると、好きな仕事を

している人は、本人のエネルギーは外へ向いているので

市場のニーズに対して敏感に必要なものを感じ取れる。

そのおかげで、ヒット商品もいと簡単に出してしまう。



嫌な仕事をしている人のエネルギーは、本人のいやな気持

に向かっているので、周りのニーズに気づかない。

自分の気持ちをうっぷんさせたいので、「自分好み」の

商品をだしてしまう。好きなことを書いた本は「自分好み」

の分類に入る。



よく「顧客満足」という文句が聞こえてきます。

立派な心構えだが、実際に顧客を満足させようとしているのは

不満だらけの社員だと感じている。嫌々ながら仕事をしている

人は、顧客の満足に興味がもてるとは思えない。

自分の不満は先立ち、なんとか不満を解消したいという

気持が生じることを説明する必要はないと思います。



マニュアルやシステムでお客のクレームが出ない環境は

作れます。しかし、このような店・会社の人気は長続き

しない。



ウェイターの仕事は天職だと感じている人のサービスを

提供しているレストランがあると、あっというまに

大人気が出て、口コミで噂は広がる。そして一度行った客は

何度でも帰りたくなる。



好きな仕事でなければ、本人は満足できないので、

来られた顧客をも満足させることは不可能です。



好きな仕事だと、自分の不満と闘ってエネルギーを

損する場面はない。何の壁はないので、直接市場の

状況を見て、必要とされる商品がすぐ見えてくる。



好きなことを仕事にしている人が増えたら、満足している

人は増える。満足している人は増えれば、例えば、通勤電車の

異様なイライラ感も消滅してくれる。当然、自殺を考える人も

いなくなると思います。



ですから、日本の常識で考えにくいのですが、趣味を

仕事に帰ることは非常に大切。ここで聞こえてきそうなのは

「趣味はないよ」という言葉でしょう。



これも日本の企業の遺産でしょう。無駄な仕事を削ることができず、

社員が朝から真夜中まで会社で過ごし、自分の趣味に使える時間が

取れなくなる。その分社会は貧しくなる。そして、趣味で

本人の幅が広がらない為に、仕事は狭まってしまう。結果として

会社の業績が悪化する。



日本の企業は社員の適性と天命に目を向けるようになっていただく

必要はあると思います。企業内に天職に就くことができれば、会社が

活性化され、業績も上げることが易しくなる。


満足している人が増えれば、日本だけではなく全世界が

非常に住み心地の良い世界に変化遂げると確信している。

このブログの目的も不満と失業で苦しんでいる人に

満足を味わっていただき、満足している人を増やしていく

ことです。