自分を知ることは、天職への近道2

恋人ができたことから始めてみたい。

好きな人だと当然、その人のことをもっと、

もっと知りたいし、一緒にいたい。


お互いに慣れてくると、沈黙の中で一緒に

いることだけでも、心が通っている気持になる。


ところが、自分自身になると、まず自分が好き?

「自分が好き」だと感じている人は手をあげてください!


何よりも自分のことが好きになることは先決だ。


自分の頭の中で、ほぼ絶えずに、「独り言」による

会話が行われている。電車に乗るとよくそれが分かる。

毎日と言っても過言ではないほど、電車の中で

乗っている間にずっと小声でブツブツとしゃべっている

人に会う。


自分自身に対して頻繁に「バカ」とか「アホウ」とか

「ボケ」などと自分で自分の悪口を言ったりしないかな?



自分をけなす言葉と自分をほめる言葉の割合はどちらが

多いのだろうか?9割型はけなし言葉ではないかと勝手に

推測してしまう。


洗脳のやりかたと一緒だ。洗脳も同じこと、特に否定的な

ことを長い時間をかけて、繰り返し同じ悪口・批判を言い続けると

人は信じてしまう。



次のような遊びがある:

先ず音楽、テレビ、音を出すすべてのものを消す。

耳栓があればそれをつかっていただいた方がいい。


光を遮断するマスクがあれば、目にマスクをつけて

沈黙と目が見えない環境で、1分間「独り言」を

完全に止めて、ただたん自分の体の部位を感じ取る

遊びを試してもらいたい。



すぐにでも雑念が現れる。これは犬と一緒。かまってしまう、

あるいは追い出してしまうとしつこく付きまとってくる。

ところが完全に無視すれば、あっという間にいなくなってしまう。


ひとりごとは同じだ。追い出そうとすればするほど

付きまとってしまう。逆に無視をすれば、知らないうちに消え去ってしまう。


この遊びを行う時にメモを取っておくと大変貴重な記録になる。

自分を文書で褒めることもお忘れなく。