自分の「スキマ」を知る

この間「心のスキマ」はどのようにしてできるのか

と聞かれて、「スキマ」の結果は説明できても、なぜか

「スキマ」はどの様にできてしまうのかとい即座の答えが

出てこなかった。



最初は「スキマ」と言えば、種類は一つだと思っていた。

ところがよく調べると、意識的か無意識のうちか人は

3種類のスキマに直面している。


1.祖先を含んだ一族のスキマ

2.心のスキマ

3.生活のスキマ


毎日の生活で運が悪いと言ったり、家族か友達と

なぜか喧嘩したり、仕事でどうしようもない失敗

したりして、嘆く中ですべての不幸は上記三つの

スキマに誘われて発生しているものだとあまり

気付かないと思う。



日本は先祖様を非常に大事にする国だと感じていた

にもかかわらず、毎日の生活で先祖を思う瞬間は

非常に少ないではないかとみえる。日本の新幹線並

のスピードで進んでいる生活では、立ち留まって、

お祖父ちゃん、お婆ちゃんの代を超えて自分の先祖は

どのような人間だったのか考える余裕は無い。



ところが日本の伝統は先祖と密接につながっている。

東京で電車に乗ると、精神に何らかの異常をきたしている

人が目立つ。数が著しく増加している。精神的な異常と

いうのは病気として見られがちのだが、少し霊的な観点から

みると祖先と本人との間に生じているスキマによって生じている

ことが分かる。


どのようなスキマかというと異常をきたしている本人の

一族で、死者の話や祖先の話はされていないスキマ。

祖先たちは完全に忘れられている。祖先の間で亡くなってから

魂が成仏していない人はいないかということに気をかける

現代人は何人いるのだろうか?


恥ずかしいながら自分でも最近まで考えたことがなかった。


「じゃお坊さんに頼んで供養してもらえればいいだろう」と

思ってしまう人は逆に多いのかと思う。ところが、このような

やり方はお寺から信者さんが離れない為にお坊さんたちによって

植えつけられた考えだ。


「お坊さんに頼む」という行為は効力はあまりない。何もなしより

もちろんマシだが、解決策にならない。供養は自分自身でやらないと

効果が表れない。


じゃどうすればいいのか?


ここでは答えは無い。唯一に正しい答えはあなたの心にある。

自分の想像力を使って、自分で供養を行うやり方を決めて、

気に入らなければやり方を変えるというステップを踏んで

進めればいい。



これを書いている自分もやり方を早急に決めなければならないな

と少々焦り気味になってきた。