「内在神」を思い出させていただきました。

天職への道は、内在神への道だと、

四月に書いたことがあった。


この内在神を意識しながら、書いていた

つもりではあったが、何となく、回りくどい

書き方の日は多かったかもしれない。


もう少し直球で、西洋の立場から内在神を

紹介する時期が来た。



何か新興宗教か?という問いが聴こえてきそう。



しかし、ここで宗教の話を一切するつもりはない。

ここは、失業した人で、どうしても新しい就職口が

見つからない時に、嘆く代わりに、何をすればよいのか、

考えるための空間だ。



宗教は、いかに素晴らしい思想と神学があっても、

組織を作ってしまったとたん、組織内の主権の

争いとか、政治力追及とか、影響力を求めてしまう。

しかも、組織として生き残るために収入源が

不可欠にまなる。どうなるのかな?



最初は理想に従って生きている団体の中に、

政治力を求める人が入り込む。純粋に精神世界で

生きているメンバーたちは政治力を獲得するための

競争に興味がないので、気付かないうちに、

権力を求めていた人間はトップに立ってしまう。




そして、徐々に同じように権力を求めている人たちを


呼び込み、組織が政治団体に変化してしまう。





僅かなお金で活動していた組織が、

政治活動の為に資金を必要としてしまう。

最も手っ取り早いやり方は、信者から

お金をもらうサービスを提供することなので、

信者が真に自立してしまえば、収入源が

減るので、やり方を少し変えて、信者を

依存させる方法を考えてしまう。




抵抗するものを外に出して、影響力のない仕事に

つかせるか、脱退してしまうように仕向ける。

反対勢力はいらないから。




宗教の主導者たちは、長い伝統で育てられているから

自分の宗教団体は政治団体になっていることに

気付かないことは非常に多い。今の社会の仕組み

から見ると、全然不思議ではない。

組織の仕組みは、矛盾に気づかないように

何十世紀もかけて出来上がってきたから。



宗教は組織として徐々に姿を消していくので、

宗教批判をするつもりは無い。皆様は正しい

方法を代々から受け継いでらっしゃると

厳しい訓練をしてきているので、本人が

気付くまで、待つしかない。



ところが、神とのやり取りでは、組織も

聖職者も、そして特にお金も、一切いらない。

宗教組織の収入確保するために、どうしても

特権階級を作らないと宗教的な活動で収入は

得られない。



ところが、神に関することを他人に伝える行為で

収入を得ることは許されない。そして、特権階級、

先生になってはいけない。先生と生徒の関係は、

精神政界では、年齢も経験年数は全く関係ない。



西洋の伝統では、手に職を持つ人でないと

霊的な上達は許されないとされている。



手を動かして、自分のイメージを商品にしていく

人のみが先生の役が務まるとされている。

本人は自分の職人技で収入を得て、霊的な

内容を無償で教えるという仕組みが出来上がっている。

交通費とか、場所の借りるための費用は参加者に

負担してもらうことがあるにしても、

教えることに対しての代価は、感謝のみ。



教える立場になっても、決して自分を先生と

呼ばない。教える目的は、教えを受けている人が

出来るだけ早い段階から、精神世界から直接教えて

もらえる状態を作ることだ。直接の教えは、一瞬で

知識をダウンロードしてしまうことあるから、

瞬時に、先生より、先に進んでしまうことが

たびたびある。



このようなことは失業した人間に

何の関係があるのか?



大いに関係ある。今までは、何らかの

組織に使われてきた為に、失業にあって

しまった。使われていることを認識していながらも

興味がないのに、収入を得なければならない、

と自分に言い聞かせながら、仕事をしてきた。



外の組織を見る時期は必要だと思うが、

やはり、自分の中に何の仕事が

隠れているのか、発見することは

非常に大事だ。外に頼って生きるのではなく、

自分が生まれてきた能力を使って、

内面の力に頼って生活をすることを

覚えてもらいたい。

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