企業と感謝
もう10年前の話になるのかな?
ゼロから新しい会社を作る経験を
させて頂いた。非常に面白く、楽しい
体験だった。
非常に厳しい環境下の会社作りだったが、
会社を作るために必要なものとか、
会社自体の成長を見ることができて、
多くのことを学んだ。
最初は難しさよりは、作っていく過程
の面白さと楽しさが先に立ち、
感謝の連続だった。人数が少ないうちに
家族のような雰囲気が事務所内に漂っていた。
自分の担当にこだわらずに、少し遅れていた
仕事を手のあいた人からかたずけて行く
暗黙の了解が出来ていた。
人材は、合計50人の社員数を超えた時から、
雰囲気が変わり始めた。少しづつ複雑な
システムの導入が始まり、社内の手続き
が人間同士のやり取りから、コンピューター
に向かう手続きに変わった。
段々家族的な、温かく、感謝の声をよく
耳にする環境から、黙々と画面に向かう
事務所に変化していった。
段々派閥が出来始めて、人数が800人-1000人
になったら、もう人間味が失われて、まるで
ロボットのような非常に冷たい雰囲気に
変わった。そして、感謝の言葉は人数増加
に合わせて減少していった。
最初に非常に仲のいい仲間だった人たちが
もう仲のよさを見せることがなくなってしまった。
何千人、何万人の会社は人間味を保てるのだろうか?
それほどの会社数を見てきたわけではないが、
難しい課題だと思う。
これからロボットは人間を職場から押し出す
時代は来ると思う。多くの人は今のような
雑用係的な職は失うが、企業自体は、社員の
人数が50人程度までに減少して、家庭的な
企業になれば、また社内で感謝の言葉が
聞こえてくる。
そして、感謝を土台にして、職を失う
人々に新しい食の手口を作らなければ
ならないことになる。
ロボットの時代に向けて、自分がいつでも
自営業が出来るように、個人でできる起業の
テーマを考えていただく必要はある。
自分の天命に気づけば、個人で起業する
ことも考えられるようになると確信している。
天命による天職に感謝!
=====================================
応援して下さる方は下記のリンクをクリックしてください。
クリックして現れるランク一覧の中から「失業・天命・天職」を押してね。
少々下がって、109番になりました。感謝!
クリックをお願いします。