自分と同じ精神状態の人は集まってしまう!

電車シリーズが続いているので、

今日見た不思議な風景を報告しよう。



自分の気持ちは他人に通じない

と思う人は意外と多い。ところが

電車の中にいる人たちを見れば

なぜか同じような精神状態の

人たちは同じ車両に集まる。



実は人間の感情とか、精神状態は

周りの世界に大きな影響を与えている。

例えば、会社で人に対して「バカ」と

思っただけで、自分の力が半減する。

自分の力だけではなく、周りにいる

人たち皆が力を失ってしまう。実際に

それを証明してくれる実験がある。



ヨーロッパで、あるトップリーグ

バレーボールのチームの理事をやらせて

頂く機会があった。チームはなかなか

強かったのに、意外と逆転負けする

ことが多かった。



良く状況を調べたら、選手たちは

コーチに対してかなりの反感を

持っていた。話し合いの中で、

チームの最も体力のある選手に

頼んで、手を伸ばしてもらった。



名前を確認して、実験をしてもいい

と本人の許可をもらって、本人の

正しい名前を言って、伸ばした手を

体重かけて押した。さすが一流の

選手だけあって、腕はビクッとも

しなかった。



ところが、間違った名前を言って

もう一度手を押した。名前は

違うだけでも、力が少し抜けて

しまうので、今度はこちらの

力で腕が下がってしまった。



そこで、実験。チームのもう一人

に、何かを考えてもらった。それが

肯定的な考えか、否定的な考えか

当てる方法は、伸ばしてもらった

最も体力のある選手の手を押すこと

だった。



本人は全力で抵抗していたのに、

手は脱力の状態になって、本人

の努力もむなしく、手は下がって

しまった。



自分の気持ちを隠しているつもり

でも、違う次元で周りの人たちと

つながっているので、自分の気持ち

によって、周りの力加減は決まって

しまう。かなり責任重大の話だ。



で、今日会社の帰りに、目の前に

特徴のある顔のオヤジさんが乗った。

彼のすぐ後に、むりやりに割り込んできた

もう一人の男がいた。二人を見たら、

笑い吹き飛ばしてしまいそうだった。

全く同じ顔、全く同じ表情、全く同じ

様にストレスにやられた顔をしていた。



そこまで類は類を呼ぶのか、と思わず

見とれてしまった。



毎日通勤をされている方は、自分の精神

状態に気づいていない時はあると思う。

そのような時は、通勤ラッシュの電車に

乗ってください。回りの人たちをみて

自分の精神状態は手に取るようにわかる。



自分がそれほど疲れていない、穏やかな

時は、乗った電車の空間も、かなりゆったり

とした、落ち着いた雰囲気を漂わせている。



しかし、自分が疲れて、ストレスが

たまった時は、電車に乗った時、乗客

は自分と同じ状態で乗ってきている。

即座トラブルになりそうになる。



ところが、感情というものは、自分が

支配しているので、自分の意志で、

自分の気分は簡単に変えられるので、

昨日の推薦自己催眠の自律訓練法

の「手が軽い」と唱えるだけで

気分は変わる。



他に、自分の楽しい時代を思い出して、

気持に余裕を少しでも与えることが

できたら、イライラとかストレス気分

は溶けてしまう。


自分の気持ちを制御できることに感謝!


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